(1)標識
●初級(緑の丸)
■中級(青の四角)
◆上級(黒の菱形) (通称:ブラックダイアモンド)
◆◆超上級(黒の菱形が二つ) (通称:ダブルブラックダイアモンド)
(2)日本との表示の違い(Kの主観による)
●初級
・日本の初級~初中級に相当する。
・初級といえども、ホントの入門者には厳しいコースもある。
・圧雪有り。
■中級
・日本の中級~一般の上級に相当する。
・原則、圧雪有り。圧雪が無い場合は上級相当。
・Kは、日本では上級のカテゴリーだが、ここでは中上級。
・万座の「第四ゲレンデ」・・・上級だが、カナダだと中級
・ピラタス、羽鳥湖・・・これらの上級は、カナダだと中級
◆上級
・日本の、「上級ではかなり難しい方」に相当する。
・圧雪は無し。
・雪崩のデブリの上を、うっすらと新雪が覆っている場合とか、
隠れたリスクが少なくない。
・「上級なりたて」「パラレルターンが出来るようになったばっかり」等の
スキーヤーには勧められない。
・日本のホントの上級を、深雪やアイスバーンでも余裕を持って滑れればOK。
・Kは、かつて「◆Whistler Bowl」の滑り出しで転倒。
約200m滑落した恐怖の体験がある。
・「Bowl」とは椀とか丼のこと。
お椀の縁の部分・・・滑り出しは特に急斜面となる。
・上述の「◆Whistler Bowl」は、計測したわけではないが、45度ぐらい
だと思う。
・ちなみに、山頂付近は氷河を滑るコース
(注:夏はクレバスがあるので滑れない)が、典型的な◆。
・中腹となると、尾根沿いやつづら折りのコースが●や■で、疎林の中を
真っ直ぐに降りるコースが◆だったりする。
・万座では、「しゃくなげコース下部」のみが、カナダの上級相当か。
◆◆超上級
・日本だったら、「滑走禁止」「コース外」になるだろう。
・岩が露出していたり、連続ジャンプでの通過を余儀無くされるようなところ。
・エキスパート専科にて、スキーヤーもボーダーも、先ず見掛けない。
・軽井沢スノーパークの「超上級」Azelea Courseは、カナダでは中級。
(このページ、ここまでKが担当)
・コースの左端にオレンジ
右端に緑の標識がある。
●l← コース →l●
蛍光色で見やすい
・霧や吹雪で視界が良くないとき、
この標識があったお陰で
道を逸れることなく
滑り降りられた。